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北京のトランジットビザ免除には注意しましょう

旅行記

現在、中国への入国はビザが必要ですが、第三国へ行く際に中国で乗継ぎする場合には72時間/144時間のトランジットビザ免除で中国へ入国することが出来ます。

ただし、北京首都空港内で24時間以下の乗継ぎの場合、預け荷物無し/預け荷物を目的地で受取りの場合には適用されない(されなかった)ので気をつけましょうというお話です。

144時間トランジットビザ免除

2023/4/20〜4/23で北京経由で香港に行きました。

「トランジットビザ免除」を使い、行きも帰りも北京で1泊ずつするように飛行機をとりました。
行きは久々に中国飯食って銀行でパスポートの更新手続きをし、帰りはBEJ48の公演と握手会に行くつもりで。

しかしながら、見事に失敗しました。

北京首都空港に到着してトランジットビザ免除の手続きをしようとしたところ、「乗継ぎ時間が24時間以下はシステムが受け付けない。処理できるのは24-144時間の乗継ぎだ。」とのこと。
「入国目的は?ホテルは取ってあるのか?」等の質問もあり、「朝のフライトだから、ホテルで寝る。飯も食いたいし。ホテルも取ってある。」というやり取りもしましたが、手続き出来ないということで、アソコ(乗継ぎのカウンター)へ行けと言われ、乗継ぎ手続きをし、出発エリアへ送り込まれてしまいました。

閑散とした出発エリア

幸い、カードのおまけのプライオリティパスがあったため、国航のラウンジが使え、食べ放題飲み放題だったため、飲み食いに困ることはありませんでしたが、これが無いとなかなか厳しいところです。

国航のラウンジ

暇を持て余していた+帰りは何とか出たいため、ラウンジのお姉さんに話すと、「それは边检(イミグレ)に聞かないとわからない。行って聞いてみて。」という事で場所を教えてもらい、イミグレに聞きに行きました。

イミグレのお兄さん曰く、「基本的に24時間以下は出られないけど、出ないといけない理由があれば出られる。預け荷物を北京で受け取る場合は出ないといけないよね。チェックインの時に北京で一度受け取るようにすれば良い。最終目的地まで直接送ったらダメだからね。」とのことでした。

そして帰りの香港空港でのチェックイン

結局、北京受取りは出来ず大阪へ直接送られてまた北京首都空港空港で20時間過ごしましたorg

「北京首都空港ではトランジットビザ免除はやっていない、大興空港だけだ」と言い放った兄さんなので、どこまで本当かは分かりませんが、一応どこかへ確認していた素振りを見せていたし、「会社の規則だ」という事で受付を拒否されたら従うしか無いですからね。。。

「確認するから」とカウンターの横で1時間放置プレイ😔

いずれにしても北京首都空港で24時間以内の乗継ぎをする場合は「トランジットビザ免除」を受けられない危険が大なので気をつけましょうというお話でした。